秋の夜長は…
バッハのオルガン曲を聴きながら原稿書き。一時期オルガンを習っていたことがあるので聴いているとパイプオルガンを弾いた時のあの開放感を思い出して心が安らぎます。
小さい頃からバッハが大好きで、なぜか日本人に人気のモーツァルトやショパンにはほとんど興味を示さず、ひらすらバッハを中心としたバロック音楽ばかり聴いていました。歌謡曲を意識して聴くようになったのはピンクレディー以外では小学校高学年になってから。
当時はピアノも習っていたのですが、どうもモチベーションが上がらなかったのはバッハ以外はあまり弾きたくなかったから、というのもあったようです。
中学生になった頃通っていた教会のオルガニストの方からオルガンを習う機会に恵まれ、やってみたらこれが面白い!音色も好きだったし、大好きなバッハの曲をたくさん弾けたので楽しくて仕方ありませんでした。
たまにその先生に連れられてパイプオルガンを弾きに出かけていましたが、建物と一体化した音に包まれたあの感覚は他の楽器ではなかなか味わえないものでした。とにかく弾いていて気分がいい。時を忘れて楽器を演奏する、というのはこういうことなのか、と思いました。足鍵盤はとても難しくてなかなかできなかったのですが、できると重厚な低音も加わって素晴らしいハーモニーが生じて、またこれが気持ちよかったのでした。
その後高校に進学して学校生活が忙しくなって次第にオルガンからは遠のいてしまいましたが、オルガン曲を聴くとあの感動がよみがえって来ます。
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コメント
バッハって、いいですよねえ。
「マタイ受難曲」「G線上のアリア」「平均律クラヴィーア」あたり好きです。
他の作曲家はクラシック界の一音楽家なのだけれど、バッハの場合はひとつの世界が確立されているというか。
いわば小宇宙。
私のバッハの思い出は、大学のとき。
クリスマスにハンセン病収容所に訪問して、クリスチャンの患者さんたちの前でクラリネットを吹いたんですよ。
患者さんのなかにもクラリネットを吹いていたという方がいらして、帰り間際に私を捜してくださって。
涙のお別れをしました。
「G線上のアリア」を聴くたびに思い出します。
投稿 彩花 | 2006年10月 2日 (月) 22時10分
彩花さん、コメントをありがとうございます。
素敵な思い出を教えていただき、私も温かい気持ちになれました。
バッハは死後100年近く経ってからメンデルスゾーンによって再評価されるまで存在を忘れられていたそうです。時代を先取りしすぎていたのかもしれませんね。
投稿 秋桜 | 2006年10月 5日 (木) 15時28分