アレイダ・ゲバラさん講演会のお知らせ

キューバ革命で立役者となり、その後ボリビアで志半ばにして亡くなったチェ・ゲバラ氏の娘さん、アレイダ・ゲバラさんが現在来日中です。彼女は現在小児科医としてキューバで働いています。

キューバの医療はラテンアメリカでもトップクラスと言われています。そのためラテンアメリカやアフリカにも医療支援を行っているとのことです。新婚旅行でキューバに行った時ヴァラデロ観光した時ご一緒したのがエクアドルから働きに来た、という看護師の女性とそのお母さん(彼女は娘さんの様子を見がてら遊びに来たそうです)でした。

アメリカから経済封鎖を受けていますが、そこを独自の工夫で乗り越えながら高水準の医療を保っているとのことです。

東京から始まり、全国各地で講演会を予定しています。医療現場にいるアレイダさんならではの話が聞けそうなので、私も今から楽しみにしています。お父様のチェ・ゲバラ氏の思い出なども話す予定だそうなので、革命家チェ・ゲバラの別な面も見ることができるかと思います。

詳しくはこちらをご覧ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「ハートをつなごう」にまた出ます

今回のテーマは「ともだち」ということで、発達障害の人たちの人間関係について考えるという流れになっています。

放送日は
4月30日(水)、5月1日(木)20:00~20:29
再放送は5月7,8日の午後1時20分~1時49分です。
どちらもNHK教育です。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/hearttv/

| | コメント (2) | トラックバック (0)

「ドキュメント 考える 石田衣良の場合」

今夜NHK総合夜11:00より「ドキュメント 考える 石田衣良の場合」という番組が放映されます。

「考える」プロに課題を与え、思考・思索のプロセスに密着し、答えを導き出すまでの秘密に迫る、という内容です。

石田さんとは「ハートをつなごう」の仕事で何度かご一緒させてもらっているのですが、問題の要点を素早く見抜く力や視点を変える質問力はさすが!と思わせるものを持っている方です。

また毎日多忙なのに(先日の「ハートをつなごう」の収録時もその前に取材4つと短編1本書いてから来たとのこと!)それを楽しんでさえいるようないい意味での力の抜けた姿勢にいつも驚かされています。

今回のミッションは「自殺願望を持つ少女が自殺をやめたくなるような童話をつくる」というもので制限時間は48時間とのこと。彼がどのような答えを出すか、今から楽しみにしています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

コミック「夕凪の街 桜の国」

もうすでに読んでいらっしゃる方もいるとは思いますが、今月映画がロードショーになるし、そろそろ広島に原爆が投下されて62年目の日がやってくることもあるので、紹介します。

この本と出合ったのは去年のこと。丸木俊さんの絵を購入したことがきっかけで原爆について改めて考えていた時に書店で夫が「ネットで話題になっているんだよ」と教えてくれました。本自体はとても薄くて、絵もふんわりとしたタッチ。原爆のことを描いているにしてはずいぶん今までの本とは違う感じだな、と思いつつ買って帰りました。

読んでみるとかなり深い内容で、読み進めるうちに涙が止まらなくなりました。戦後60年以上経っても原爆という人災がもたらしている悲しみはずっと続いているのですね。辛い思いをするのはこんな風に歴史の片隅で消えていく弱い立場の人なのだな、と思いました。

あと読んでいて感じたのは発達障害に似た差別がある、ということ。この本にも被爆者・被爆二世と呼ばれる人たちが結婚について悩む記載があるのですが、これも発達障害の当事者や兄弟がぶつかる物に似ていると私は感じました。

もちろん結婚というのは生活もかかっていますし、きれいごとや「好き」という気持ちだけでは済まされない面もたくさんあります。結婚相手の顔を知らないまま一緒になって幸せになったケースもあるでしょうから結婚=恋愛だとも思っていません。

でも好きな人がいて、その人と一緒にいたいという感情もごく普通のことなのではと思うのです。それは障害などがあってもなくても変わらない普遍的なものだと私は考えています。

最近発達障害関係の仕事をしていて、すぐに何でも発達障害のせいにすることで物事を解決しようとする人が結構いるな、と感じるのです。時には「本当にそうなのだろうか?」という視点も大事なのではと思っています。

今度の土曜日に家族療法セミナーを行うにあたって改めて読んでみたのですが、家族療法的な視点から見ても興味深い本です。

読んでみると色々なことを考えされられる本です。小学生なら高学年くらいのお子さんにも読めるものですし、小・中・高等学校に抽選で図書館に本をプレゼントする企画もあったようです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

映画「モーツァルトとクジラ」

先日プロモーションに来日されたジェリーさんにお会いできたことや、原作を読んだシンユーが「映画も見たい!」と言い出したこともあり、12日に銀座シネ・スイッチまで行ってきました。

和服で遠出は久しぶりなので、夫は嬉しそう。最近セミナーの準備などで忙しくてあんまり彼のために時間を使えなかったから、悪かったなぁ。たまには家族サービスもしないとね。

14時の回を見る前にお昼を食べようと思ったので、銀座には13時過ぎに到着。チケットだけを買って近くのサブウェイでサンドイッチを食べました。ここのサンドイッチはパンや中身の種類が豊富でおいしいので、大学の頃はよく利用していました(今住んでいるところは近くにないのでちょっと寂しい)。

その場で作ってくれるので苦手な野菜や調味料がある場合は抜いてくれます。なので偏食が多い自閉症の人には向いていると思います(ただし禁煙席がないのでたばこが苦手な人は要注意です)。肉嫌いのシンユーにも食べられるメニューがあったので一安心。ランチ代が高い銀座では安く買える(サイドメニューを入れても600円前後)せいか、テイクアウトの人たちも大勢買いに来ていて店内は賑やかでした。

その後映画館に入って待っていたら結構来場者が多くてちょっと安心。膀胱炎なのですぐにトイレに行ける席を確保しておきました。幸い1時間半ほどの映画だったのでぎりぎりセーフ。トイレが心配でしばらく映画館から遠ざかっていたので久しぶりの映画にシンユーも満足していました。

映画の感想は「身に覚えのあることが多いなぁ…」というのが正直なところ。我が家もお互いのペースやルールをいまだに模索しているところだし、私の休日に無断でシンユーが家に人を呼ぼうとして私が怒ったこともありました。とにかく折り合いをつけるために相手と話し合うことが難しいのです。こちらの気持ちをかなり細かく言わないとシンユーは理解できないことも多いし、その逆も然り。彼も色々思うところがあったようでした。

帰りはせっかく銀座まで来たのだから、と「電車男」で有名になった松坂屋の「ベノア」へ行ってお茶とケーキを楽しみました。一昨年の夏一人で行った時は「電車男」の影響か、お店の入り口で記念写真を撮っていたカップルもいたのですが、今回はもう一段落した感じでした(入店まで少し待ちましたが)。シンユーは初めてだったのでワクワクしている様子でした。

帰りはJR有楽町駅まで歩いて行ってそこから電車で帰宅。疲れたけど楽しい1日でした。

|

NHKの手話番組

「すくすく」を見ていたら続けて「みんなの手話」という番組をやっていたのでそのまま見ていました。見ていると「ああ、そうだった」と思い出すものもあれば、「ああやって表現するんだ」と始めて知るものもあり、夫も興味深げに眺めていました。

手話は正式に習ったことはないのですが、言語聴覚士の専門学校へ通っていた頃聴覚障害者の発声発語訓練を実習に取っていたため、彼らと話をする必要に迫られて簡単なものだけ覚えていました。みんなとても親切で手話の速度をゆっくりしてくれたり、「それ違っているよ」とか教えてくれました。たまに「君の手話はまだまだ赤ちゃんだね」と言われたり、からかわれたりもしましたがそれはそれで親しみを込めて接してくれていたことが嬉しかったです。

その頃実習担当の先生が飲み会を主催してくれたのですが、聴覚障害者が20名近くいたのに対して健聴者はたった3名(実習担当の先生+実習生2名)。当然主な会話は手話で交わされます。手話が第一言語のメンバーばかりなのでとにかく早い早い。一体何が話されているのかまったく分からず、口話ができる人に通訳してもらってようやく話の内容が分かるような状況でした。

そうやって分かるのはワンテンポ遅れるので心から楽しめない時もあるんですよね。お笑いでジョークを説明されて分かっても面白くないのと同じで、やはりその流れで分からないと楽しさが味わえないこともありました。

ただ日常生活では聴覚障害の人たちは私が体験したようなことがよくあるのです。そこからコミュニケーションのすれ違いが生じてしまいます。また聾者(手話を第一言語にしている人たち)が使う日本手話には助詞をあまり使わない、日本語と語順が違うことがあるといった事情などから日本語の細かいニュアンスが伝わらないことがあるのです。

聴覚障害の人たちとコミュニケーションをするには色々配慮が必要ですが、それは他の障害の人や定型発達の人たちとコミュニケーションをする上でもとても役に立つと私は考えています。

手話というと堅苦しく考えがちですが、1つの言語として習ってみるという動機でもいいと思います。簡単なことばでも分かると楽しい、片言でもやり取りができるというのはコミュニケーションの基本的なものです。色々なきっかけで世界が広がっていく楽しみを経験し、広い視野を持つことも発達障害の人たちが社会で生きていくのには大切だと私は感じています。

| | コメント (2)